ぼくとわたしはサンタさん


「いっぱい つくったね」


「いっぱい つくれたね」


できたかざりは、おきにいりのハコにいれる。


かざりつけるのは、またあした。


「あしたは ぼくたち いそがしくなるね」


「ほんもの の サンタさん みたいだね」


ミャーコがゴロンとねころがる。


ぼくたちも、じゅうたんのうえにねころんだ。


あしたがはやく、こないかなあ。


そうおもってたら、いつのまにかねむってた。


めをあけると、パパとママがかえってきたから、ぼくたちはテレビのおへやにはしる。


「おかえりなさい パパ!」


「おかえりなさい ママ!」


クリスマスのひも、パパとママはおしごとだ。


あさからいって、よるにかえってくる。


かざりつけのじかんは、じゅうぶんあるから、だいじょうぶだね。


おふろにはいって、ごはんをたべて、はをみがいて。


ベッドにはいったら、あとはねるだけ。


つぎにめをあけたら、あしたはクリスマスだ。