眠る前の、姫とスミマ。✦

◆午前の休憩室◆

若い後輩スタッフ2人が飲み物を片手に、
にこにこしながらスミマの方を見てくる。

後輩A
「スミマセンパイ〜〜〜
 あの、ちょっと聞きたいことが……」

スミマ
「えっ?はい……っ?
 なんでしょう……?(緊張)」

後輩B
「スミマ先輩って……
 彼女いるんですか〜?」

スミマ
「——ッ!?!?」

(手に持ってたプリントを落とす)
(コップの水もぶちまける)
(膝がガクッ → 使者が遠くで「また膝!!」)




◆顔が爆発するスミマ◆

スミマ
「かっ……かっ……っ……!!
 か、彼……っ……ぉぉぉぉ……っ……!!!
 (語彙力ゼロ)」

後輩A
「え、なになに、動揺しすぎでしょw」

後輩B
「やっぱいます!?
 優しいし絶対モテますもんね〜!」

スミマ
「ち、ちがっ……!ちが……!
 ち、違くは……ない……というか……っ
 えっ、なに、どう言えばいいんですか……これ……っ」

後輩
「落ち着いてwww」




◆姫のこと思い出してさらに真っ赤◆

スミマ
「か、かの……っ……
 ひっ……ひめ……っ……
 綺麗で……優しくて……
 あの……すごく……大事で……っ……」

後輩A
「えっ、リアルに“姫”って呼んでるの!?」

スミマ
「ひえっ……ち、違……
 あの……ぼ、ぼく……
 すごく……好きで……(小声)」

後輩A
「あーーー好きなんだーーー!?(大盛り上がり)」

後輩B
「スミマ先輩がこんなあわあわするの初めて見たw
 絶対めっちゃ大事にしてるでしょ」

スミマ
「は、はい……
 大事……です……
 ひめは……ぼくの全部なので……っ……(震え声)」




◆後輩たちの評価◆

後輩A
「いいなぁ〜その“姫さん”。
 スミマ先輩、幸せそうでこっちも嬉しいわ」

後輩B
「先輩、お弁当とか作ってもらってるんですか~?」

スミマ
「ひ、弁当……っ!!
 ひめ……作って……くれる時……あります……
 ぼく……幸せで……泣く……」




◆帰宅後◆

玄関で姫に抱きつくスミマ

スミマ
「ひめぇぇぇ……!!
 き、聞いてください……!
 ぼく……今日……職場で……っ……
 “か、彼女いるんですか”って聞かれて……!!」


「まあ。それで…どう答えたのかしら?」

スミマ
「ぼく……
 “ひめが全部です”って……言っちゃって……
 し、仕事の人前で……!!」


(頬がじんわり赤くなる)
「それは……嬉しいわ……♡
 あなた、本当に可愛いのね」



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