眠る前の、姫とスミマ。✦

◆帰宅直前の姫◆


「……ふふ。
 今日は少し……からかってみましょうか。」

(本当に嬉しそう。
 スミマにちょっとイタズラしたいお年頃)

スミマの足音が階段を上る気配——
「ただいま……」の声が聞こえた瞬間、
姫はクローゼットへスッと身を滑り込ませる。


(小声で)
「さて……どう反応いたしますの……?♡」




◆帰ってきたスミマ◆

スミマ
「ただいまです……ひめ……
 えっと……ひめ……?どこ……?」

(リビングを見渡す)
(いない → すでに不安MAX)

スミマ
「ひめ!?
 ひ、ひめ……っ……!」
(声が上ずってる)




◆いよいよクローゼットの前に来る◆

スミマ
「ひめ……?
 あ、あの……クローゼット……開けますよ……?」
(手が震えてる)

姫(中でワクワク)
(こ、この子……可愛い……♡)



◆バッと開ける◆

ガラッ!!


「おかえりなさい♡」

スミマ
「うわああああああ!!!
 ひ、ひめぇぇぇぇ!!!
 ど、どこ行ったのかと思って……っ……
 ぼく……心臓……止まる……っ……!」

(その場でぺたんと座り込む)


「まぁ……座り込んでしまいましたの?」
(くすっと笑って近づく)

スミマ
「ひめ……っ……
 心配で泣くかと思いました……っ……」

(完全に涙目)


「泣かせるつもりではありませんでしたのよ?
 ただ……あなたの反応が見たかっただけ♡」

スミマ
「ひめ……いじわる……っ……
 でも……好き……」




◆姫、優しく抱きつく◆


「ほら……もう大丈夫ですわ。
 わたくしはどこにも行きません。」

スミマ
(ぎゅうううぅ……)
「……ひめぇぇ……
 ほんとに……よかった……」


「そんなに心配されると……
 かえって嬉しくなりますわね……♡」




◆クローゼットの中◆

2人、並んで座り込む。
姫はスミマの頭をなでながら微笑む。

スミマ
「ひめ……次は……
 クローゼットで待つとき……
 あ、あの……“隠れます”って言ってくれると……」


「それ、隠れる意味ありますの?」

スミマ
「……ない……です……(しょんぼり)」


「ふふ……可愛い方♡」



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