最低な彼氏と別れる方法/最愛の彼女と復縁する方法

「いちかー、これ冷蔵庫に入れてくれる?」

『うん』



平日の2日間ほどと、土日の2日間、1週間で4日ほど彼氏である佐倉(さくら)史也(ふみや)は私の家に泊まる。

家に来るときは決まってコンビニやスーパーで割引されている、賞味期限の近いスイーツを買ってきていた。

どうせまた自分では1個食べるか食べないかなのに、どうして買ってくるんだろうか。食べないの?って聞いても、もういらないって言うし。

けれど私の食べられない生クリーム入りのスイーツは入っていないのでまあ良いかとも思う。



「今日晩ごはんて作った?」

「うん。味噌汁と野菜炒めくらいしかないけど」

「ん、ありがと」



史也は不機嫌になったり怒鳴ったり、理不尽なことも言わないから良い彼氏だと思う。けれど職場の女性陣的に考えればそれだけではきっと足りないんだろうな。

私としてはご飯を私が作り、家事を私がやり、後片付けを私がやるとしても、この関係に不満を持ったことはない。そういえば付き合いたての時には色々家事をしてくれようとした時もあったかな?

いつからしなくなったのかは、今はもう覚えていないけど。