友達ドール2



友達ドール…おまじないのお店。

夢の中に現れる、不思議な場所。

ドールは後日発送すると手紙に書いていたけど…本当に私の元に友達ドールが届くのだろうか。

カードを握らせた、私が選んだあのドールを思い出す。

ドキドキと胸が脈打った。

私は起き上がり、布団を畳んだ。

それを押し入れの上段にしまう。

ふすまを開けて廊下を真っ直ぐ進み、リビングへと歩いた。

平屋の賃貸住宅。

私はここにお父さんと二人で住んでいる。

といっても、お父さんは仕事でほぼ家にいない。

だから実質、私は一人暮らしをしているようなものだった。


「さて…朝ご飯、なににしようかな」


腕まくりをして台所で手を洗う。

今日は日曜日だから学校もないし、ゆっくりできる。

まぁ、料理なんて作れないから自然と朝の選択肢はトーストかシリアルなんだけど。

レンジで目玉焼きでも作って、それをトーストにのせようかな。


___ピンポーン。


そのときだ。

インターホンが、来客を知らせたのは。