タイトルをタップすると、『このアカウントをフォローしますか?』と出る。
よく見ると、タイトルの横に鍵のマークもついている。
特定の相手しか見られない書き込みなんだろう。
こういうのって相手をフォローすればヒントが見られるはずだよね?
「ひなた、アカウントをフォローしてもいい?」
「もちろん」
私は慣れた手つきで雛のアカウントをフォローする。
するとヒントが読めるようになっていた。
書かれていたパスワードのヒントは…。
『私達が行く場所に咲く花の名前』
「___いッ…た!」
ズキズキと、頭が痛み出す。
今にも頭が割れそうなほどの痛みが襲い、たまらなくなって頭を押さえた。
「奏ちゃん!」
ひなたが私の背中を優しく上下になでる。
何度か浅い深呼吸を繰り返し、落ち着きを取り戻していく。
そんな私を心配したのか、ひなたが呟いた。
「奏ちゃん、今日はここまでにしよう…?」



