友達ドール2


タイトルをタップすると、『このアカウントをフォローしますか?』と出る。

よく見ると、タイトルの横に鍵のマークもついている。

特定の相手しか見られない書き込みなんだろう。

こういうのって相手をフォローすればヒントが見られるはずだよね?


「ひなた、アカウントをフォローしてもいい?」


「もちろん」


私は慣れた手つきで雛のアカウントをフォローする。

するとヒントが読めるようになっていた。

書かれていたパスワードのヒントは…。


『私達が行く場所に咲く花の名前』


「___いッ…た!」


ズキズキと、頭が痛み出す。

今にも頭が割れそうなほどの痛みが襲い、たまらなくなって頭を押さえた。


「奏ちゃん!」


ひなたが私の背中を優しく上下になでる。

何度か浅い深呼吸を繰り返し、落ち着きを取り戻していく。

そんな私を心配したのか、ひなたが呟いた。


「奏ちゃん、今日はここまでにしよう…?」