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気づくと、私は見知らぬ場所にいた。
頭がぼんやりとしている。
「これ…お店…?」
目の前にはミントグリーンで彩られた外装の可愛らしい店。
立てかけられた看板には『友達ドール』と書いてある。
私は引き寄せられるように、同色の淡いドアを開いた。
ギィ……。
古びた音を立てながら開かれたドアの先。
内装もミントグリーンでまとめられたその場所。
そこには見慣れない、異様な光景が広がっていた。
所狭しと並んだ長い机の上、人間と同じサイズ感の人形が並んでいる。
「…これが…友達ドール…?」
私が呟くと、カサッと音がした。
見てみるとアンティーク風のイスの上にバスケットが置いてある。
テレビとかで見る、入院してる人に果物を入れて持っていくような…。
取っ手がついたタイプのカゴだ。
中には白い綿が詰められていて、その上にちょこんと手紙が置いてある。
私は自然と、手紙へ手を伸ばした。



