私の人生を変えてくれた人 番外編2


………行かなきゃ

そして私は重たい体を起こした

「………何するの
 まだ寝てなきゃダメでしょ」

「行かなきゃいけないんです
 手遅れになる前に」

「……………もう遅いと思うよ
 生徒がアイツを呼びにきた時点で
 普通なら呼びに来ないでしょ
 君とアイツが一緒にいる時に」

「…………遅くてもいい
 今ならまだ………っ」

私は靴を履いて立ちあがろうとした瞬間

膝から崩れ落ちた


竹内先生が抱き止めてはくれたけど



「…………ほら、立てないじゃん」

「立てます」

「立ててない
 大人しくベッド戻って
 俺が君にこんなことしてたのアイツにバレたら面倒いし」

「…………行くから離してください」

「離した瞬間、君は姿勢保てなくて床に倒れるだけだと思うけど
 それでもいいの?」

「っ……………
 けど、行かなきゃなんです……
 決めたの………先生が戻ってくるまでは私がクラスをまとめるって………
 今行かないと………みんなは先生と揉めちゃう………」

「今のアイツにはそれも必要だと思うけど」

「嫌なの!
 もう………先生とみんなで揉めて欲しくない………
 クラスのもんなで………仲良く笑ってたいのに…………
 先生に………ただ笑っていて欲しいだけなのに………」

「………-…それは、今のアイツにも言えることなの?
 前のアイツと今のアイツは違うんでしょ?」