「…………私、先生のこと嫌いです
早く先生を返して」
「返すもなにも、俺は俺だ
俺のこと嫌いなら、別にそれでも構わない
関わって欲しくないなら、こういうことするな」
「………………………」
「それか、あれだ
俺が記憶戻せるようなことしろよ」
「っ……………」
「まぁ冗談だ
早く記憶が………」
話し続けていた下山先生の唇を塞いだ
幸いにも、先生が抱きかかえてくれてるおかげで、顔は近くにあった
自分からキスするなんて恥ずかしいんだけど…………
離れた後、下山先生の顔を見てみると凄い驚いてる顔をしている
「………………記憶、戻りました?」
「…………お前、俺のこと嫌いなんじゃねぇのかよ
だいたい教師相手にこんな事…………許されるわけがない」
「………もう下ろしてください
帰るので」
「無理」
「なんで!
ここまでして記憶戻らないなら、私にはもう無理です!!」
「…………………………」
「………今のでよく分かりました
私のこと、思い出したくないんですよ
先生にとっては不都合な相手だから」
「……俺とお前の関係って………」
「本当に帰らせてください
今の先生に………話すことはありません」


