何度でもキミだけを好きになる。






ドアを開けて、教室に入る。


すると、私のところに友達が飛び込んできた。




「なーなせちゃんっ! おはよう!」


「うわ、びっくりしたあ……羽衣(うい)ちゃん、おはようっ」




この子は、天海(あまみ) 羽衣(うい)ちゃん。



小柄で小動物みたいな子で、可愛い。


明るくて優しい、私の大好きな親友だ。



高校で同じクラスになって、すぐに意気投合して仲良くなったんだ。





「ねえ、今日、久遠くんと一緒に学校に来たってほんと!?」




大きな声を出して、私に聞いてくる羽衣ちゃん。




「えっ、う、うん。そうだよ……?」


「うわあ……っ! 七瀬ちゃんに春が来たんだね」




にやり、と、私を見ながら言ってくる羽衣ちゃんに対して、私は大きく首を振った。




「ち、違うよ!? ただ、助けてもらったから一緒に行っただけ!」


「ん? 助けてもらったって何?」


「あっ……え、っと」




不思議そうな顔をしてくるから、言葉がつまった。



ぜったい、心配される……っ!




羽衣ちゃんに聞き倒されるのを覚悟して、私は今日の朝の出来事を話した。