何度でもキミだけを好きになる。

「あ、そうだ。今日は、お父さんと一緒に家で過ごしてもらえる?」



「……え?」



「少しだけ、心配で。今日は、瀬那くんも休みを取ったらしいし」




「ああ」






それを聞いて、私は小刻みに首を横にふった。






「……七瀬?」




お母さんが、私のことを呼ぶ。






「……っ、いやだ」



「なんて……」



「嫌だって言ったの!」






病室に、私の声が響いた。



それを聞いて、宮野さんは、目を見開いた。






なにそれ、当たり前じゃん。




なんで、私があの人と一緒に過ごさないといけないの?



私一人でも、十分だよ。







「でも……お父さんは休みを取ってくれて」



「っ、お父さんなんかじゃないでしょ!? 私は、お父さんだなんて思ったことない……っ!!」



「七瀬……っ」



「私の名前、呼ばないでよ……っ。休みを取ったなら、一晩中、お母さんのそばにいてあげればいい」