何度でもキミだけを好きになる。

お母さん、大丈夫かな……っ。



そんな心配をしながら、私と宮野さんの二人で、病室へ向かう。






たくさん並ぶ病室の中に『雨宮』というネームプレートを見つけた。




それを見た瞬間、私はドアを勢いよく開いた。








「っ、お母さんっ!!」





そう叫んで、お母さんの姿を見る……。



と。





「あら、七瀬! 来てくれたのね」



「……へっ?」






自分でも思うくらい、間抜けな声が出た。




そこには、いつも通り元気そうな様子のお母さんがいた。






「だ、大丈夫なの?」




恐る恐る尋ねると、お母さんは笑顔で言った。





「ええ、もちろん。ちょっとした貧血で、ふらっとしちゃって」



「でも、しんどかったんでしょう? 言ってくれればよかったのに……っ」



「そんな倒れることにはならないかなって思ってね。大事を取って今日は病院で過ごすことになったの」