何度でもキミだけを好きになる。

「───はじめまして、ナナちゃん」



「あ、うん、はじめまして……! な、ナナちゃんって、私のこと?」



「うん。あ、嫌だった?」



「いやいや、全然……!」



「じゃあ、ナナちゃんね」






久遠くん……すっごく距離感が近い!



絶対、女の子に対してチャラい人だ、この人……!




チャラい人は特に苦手……でも、そこまで苦手意識がなかった。



なんでだろう……下心を、あまり感じないからかな……?


少なくとも、顔目当てではなさそうだ。




あ、そういえば、私から自己紹介してなかったな。






「改めて、雨宮 七瀬です。2年S組。よろしくね、久遠くん!」



「こちらこそ」






こうして、私たちの関係が、始まった───。