何度でもキミだけを好きになる。

久遠くんと一緒に帰ってから一週間。


私は、久遠くんのことを避けていた。





そして、今日も。




「ナナちゃん! おはよ」




私に向かって声をかけてきた久遠くん。


その姿を見て、心の中で、うわ、とつぶやく。




「あ……おはよ」


「一緒に学校、行こ?」


「ご、ごめん! 私、用事あるから早く行かないと行けなくて……」




用事がある、と言って断るのも、これで3回目。


でも、一々、用事が何か聞いてこない久遠くんには助かっている。




「なら、俺も一緒に走って行くけど」


「いや、大丈夫! ほんと、ごめんねっ」





私は、早口でそうまくしたてて、早歩きで学校へ向かった。




















教室の自分の席に着いて、ふう、と一息つく。




今日も、会っちゃった……。


これ以上、避け続けるのは無理かなあ……?



なんて、思いながら、机に顔をつっぷす。