何度でもキミだけを好きになる。

少し怖くなって、震える声で、彼女の名前を呼ぶ。




その瞬間。






「う、あ……っ」




彼女が、頭を抱えてその場にしゃがみこんだ。




「っ、ナナちゃん!? どーしたの……っ」


「うう、っ、あ……っ」




俺の言葉なんて聞こえていないようで。


すごく辛そうな表情で、うめき声を上げながら頭を抱えていた。




頭痛……?


それも、かなり激しい頭痛だ。






……まさか。





嫌な予感がして、俺はナナちゃんを抱きかかえ、急いで保健室へ連れて行った。






「おい、久遠! 廊下を走るな!!」


「っ、今は緊急事態なんです!!」





廊下を全速力で走って、走って。


先生に注意されながらも、走り続けた。





特別舎からはかなり遠い、保健室。






そこに、やっと着いた。