何度でもキミだけを好きになる。

俺には、最近よく話しかけている女の子がいる。



それは―――――雨宮 七瀬ちゃん。




彼女は、学年だけじゃなく、学校全体でも有名人だ。





成績は、学年で圧倒的にトップ。


性格がよくて、友達も多い。



そんな彼女は、もちろん教師からの信頼も厚かった。





そのうえ、容姿端麗だ。



陶器のような真っ白な肌に、大きな瞳。


つやのあるサラサラの長い髪。



誰もが振り返るくらいの、絶世の美女だった。




噂によると、男子が勝手に作っている、付き合いたい女子ランキングで一位だとか。






もちろん、首席の彼女はSクラス。


Sクラスは特別舎にあるクラスだ。



対して、俺はAクラス。


Aクラスは、一般のクラスだから、普通舎に教室がある。



校舎が違うため、廊下でばったりすれ違う、なんてこともない。




しかも校舎と校舎の距離が遠いから、授業と授業の間にある10分休みで会いに行けるわけでもない。