何度でもキミだけを好きになる。

よ、よし……っ。



こうなったら、振り回してやるもん……!





そう思って、私は久遠くんにばっと抱きついた。




「……はっ?」



突然のことに、驚いている久遠くん。


そして、その顔が真っ赤に染まった。



やった。


少しは振り回せたみたいだ。




「お返し、だよっ。また明日、久遠くんっ!」



笑顔でそう言って、家に入る。





そして、へなへな、と座り込んだ。




なんで、こんなことしちゃったんだろ。



やっぱり、これは私の予想が合ってるかも。







―――――私、久遠くんのこと、好きなのかな……?






だから、変な感情になるのかも。



でも……私が、恋愛感情を持つなんて。




……違うの、かな?




モヤモヤしながら、リビングに入る。




すると、お母さんがおかえり、と言ってくれた。