仕方ないじゃん。




3人目は、黒い髪の毛、藍色の瞳、だけれどここにいる誰よりも真っ黒な闇のある瞳。

大きな窓から景色を眺めていたらしい、その人は私のほうをコソッと見て視線を戻した。

4人目は、加藤。


綺麗な顔、整った顔。



「本当に何の用?私、忙しいんだけど」



「あんた心当たりあるでしょ、普通に」



心当たりねー、ない。



「少なくとも加藤にここに連れてこられるようなことした心当たりはないけど」



「っは。お前が泣かしたんだろ、俺らの姫」



あら。普通に会話に混じってくれるの、君、白髪くん。

そうじゃなくて、姫?



「なんのこと?姫ってなによ、私は関係ないわね、帰るわ」



「君がフルバヤシカレンでしょう?うちのお姫様、斎藤愛を泣かしたのは」



、、、あぁ斎藤愛ね。

泣かせたも何も私があいつのこといじめてる主犯だしね。

それにしても、反吐が出そう。

どこまでいっても、みーんなみんなあいつのことが好きなのね、鬱陶しい。

私はこの世から消したいとまで思っているのに。