全く理由が思い出せない。
パーティーに言った出来事は覚えてる。
助けてもらったことも。
その後の記憶は?
「起きたか?」
タオル1枚巻いた、駿河。
「へ………変態!!
何で近寄ってくるわけ!?」
「……だから?
こうなってしまった以上言い逃れ出来ないだろ?
腹をくくれ。
そこをどけ」
なんにも悪気のないような気。
冷蔵庫を開き呑気にオレンジジュースを飲んでいた。
疲労回復だといいたげな顔が妙に信憑性を帯びていて。
「何で、何でよ!!
何で、悪びれもせず………、オレンジジュース飲んでんの!!
こんな状況、恥ずかしいって思わないわけ!?」
駿河に睨まれる。
「今更、何を。
巻き込んだのはお前ら二人だろ。
仕事を増やしやがって。
それに昨日は凄かったくせに」
ーーー凄かったくせに?ーーー
駿河は何かを知っているみたいだ。
何を隠してるの?
この状況下で、私ーー何しでかしたわけ?
「何でこんな事になってんの!!
いいかげん、説明して!!」
面倒くさそうにため息をついた駿河。
「お前から、押し倒したんだろ?」
「……え?」
押し倒したって……女子が男子を押し倒せるわけ?
そんなわけない。
大の大人を押し倒せる腕力が女子高生なんて、いるわけない。
嘘言ってるよね?
第一全く記憶にないし。
「嘘よ、そんな事ありえない!!」
「正常ではあるようだな、今は」
「騙してたの!?」
先生は、またため息を付いて。
証拠と言わんばかりに、スマホを前にかざした。
ーーーねぇ、ねぇ、先生ぇーー。
私とエッチしてよぉーー
それは紛れもなく、私の声だった。
「これでお前が、暴れたのがきっかけ。
本当の理由だよ」
パーティーに言った出来事は覚えてる。
助けてもらったことも。
その後の記憶は?
「起きたか?」
タオル1枚巻いた、駿河。
「へ………変態!!
何で近寄ってくるわけ!?」
「……だから?
こうなってしまった以上言い逃れ出来ないだろ?
腹をくくれ。
そこをどけ」
なんにも悪気のないような気。
冷蔵庫を開き呑気にオレンジジュースを飲んでいた。
疲労回復だといいたげな顔が妙に信憑性を帯びていて。
「何で、何でよ!!
何で、悪びれもせず………、オレンジジュース飲んでんの!!
こんな状況、恥ずかしいって思わないわけ!?」
駿河に睨まれる。
「今更、何を。
巻き込んだのはお前ら二人だろ。
仕事を増やしやがって。
それに昨日は凄かったくせに」
ーーー凄かったくせに?ーーー
駿河は何かを知っているみたいだ。
何を隠してるの?
この状況下で、私ーー何しでかしたわけ?
「何でこんな事になってんの!!
いいかげん、説明して!!」
面倒くさそうにため息をついた駿河。
「お前から、押し倒したんだろ?」
「……え?」
押し倒したって……女子が男子を押し倒せるわけ?
そんなわけない。
大の大人を押し倒せる腕力が女子高生なんて、いるわけない。
嘘言ってるよね?
第一全く記憶にないし。
「嘘よ、そんな事ありえない!!」
「正常ではあるようだな、今は」
「騙してたの!?」
先生は、またため息を付いて。
証拠と言わんばかりに、スマホを前にかざした。
ーーーねぇ、ねぇ、先生ぇーー。
私とエッチしてよぉーー
それは紛れもなく、私の声だった。
「これでお前が、暴れたのがきっかけ。
本当の理由だよ」


