「ほら、二人とも!クラス発表があるから行きなさい。」

それからウチ達は、名も知らない先生に呼ばれ、指導室を出た。

─勝手な人だなあ


「…なあ、美姫。」


いきなり大我から呼ばれる。

「…何??」

少しの沈黙の後…
「…マヂでゴメンな。でも、許してほしい。」


大我は下向きかげんで、そう言った。


「…別にいいよ、そもそも怒ってなんかないし!」

「マヂで!?ありがと☆これからもよろしくな♪」

大我はチャラオだけど、悪い人ではないような気がしたから…。

「うん、よろしくね!」


「おう。ぢゃっ、またな☆」


丁度9時。

クラス発表を見に行く─