天使と悪魔~私、ヤクザの愛人になりました~

「とりあえず20人くらいは呼べそうだけど、本気で戦争するわけ……?天の気持ちは……?」

「光……俺らは善人じゃない。それに俺のものに手を出したらどうなるか……俺の組だけじゃなく、奴らにも思い知らせる必要がある。これはただ天を助けるための戦争じゃない。亜魔野組を怒らせたらどうなるかの見せしめだ。殺しはしない……だが、それ相応の代償を支払わせる。」


「分かったよ……組のためなら俺は何も言えないから。」

「言っておくが、京子を見捨てるつもりはない。お前の妹っていうのもあるが、天にとって大切な友達だからな。」

「ほんっと、心は何を考えてるか分からなくなるね。残酷なことを言うかと思えば優しさも見せる。」



「天の影響かもな……俺はずっと偽善だと思ってきたが、あいつの偽善は本当に優しさなのかもしれねえから。」
「何、のろけ?これから戦争するのに平和ボケしてるの?」


「天の存在で、亜魔野組は変わるかもしれねえってことだ。義理人情だけじゃない、優しくて温かみのあるヤクザを生み出せるのかもな。」



「ねえ、心。」
「あ…?」


「大爆笑していい?」