「心、福祉施設の名前は分からなかったけど、芝公園の辺りらしい。タブレット借りていいか?」
「あ?いいけど何に使う気だ?」
「何かあったときのために、GPSつきのキーホルダーを天に渡してある。アクセスできれば場所は恐らくわかる。」
「そんなもの、いつ渡したんだ?」
「郁人が来た日だよ。さすがに取引先の若頭だから問題起こすとは思えないけど、天に渡すよう京子に促した。」
郁人……うちの取引先の組になったのは偶然か?天との再会だって、不自然すぎる。何か企んで近づいてきたとしたら……狙いはなんだ?
「どうだ?場所がわかったか?」
「一応ね。ナビに入れるからその通りに行けば着くと思う。」
「タブレットから目を離すなよ。」
「わかってるよ。」
エンジンをかけると荒い運転で駐車場を出る。京子が傍にいれば天の身は恐らく無事だ。だが、何かが引っ掛かる。
「光、眉間に皺が寄るなんてお前らしくないな。」
「ちょっと気になることがあるんだ。俺の方で調べるから、心は何もしなくていい。」
「俺はお前を信頼してる。だから自由にやれ。ただ、絶対に1人で乗り込むようなことはするな。今は京子と天がいる。昔みたいに、悲しむ奴なんていない……そんなことは言えないだろ。」
「わかってるよ、もう心を幻滅させるようなことはしないから。」
♪~
「心のスマホか?」
「この着信音は天だから俺の代わりに出てくれ。」
心からスマホを受け取ると、画面には手使天と書いてある。このタイミングで天から電話……?
「もしもし、今どこに」
「こんにちは、その声は亜魔野組の誰かな~?」
「お前こそ誰だ。これは天のスマホだろ?なぜ男がかけてくる。」
「そんな口聞いていいの?こっちはいつでも手使天を殺せるんだよ?」
「用件を言え。天が心の愛人だと知って電話をかけているんだろう?何が望みだ?」
「そ~んな、偉そうに喋らないでさ~、もっと気楽にいこうよ。」
ドンッ
スマホから発砲音が聞こえた。天を誘拐して脅して……金目当てのバカか?
「今のはあいさつ代わりだよ。次、また指図するようなこと言ったら、天の頭に穴が開くよ?」
「わかった……そっちが何を望んでいるのが知りたい。金か?女か?」
「亜魔野心。亜魔野心と一対一で話がしたい。その願いを叶えてくれるなら、手使天を返すよ。」
「あ?いいけど何に使う気だ?」
「何かあったときのために、GPSつきのキーホルダーを天に渡してある。アクセスできれば場所は恐らくわかる。」
「そんなもの、いつ渡したんだ?」
「郁人が来た日だよ。さすがに取引先の若頭だから問題起こすとは思えないけど、天に渡すよう京子に促した。」
郁人……うちの取引先の組になったのは偶然か?天との再会だって、不自然すぎる。何か企んで近づいてきたとしたら……狙いはなんだ?
「どうだ?場所がわかったか?」
「一応ね。ナビに入れるからその通りに行けば着くと思う。」
「タブレットから目を離すなよ。」
「わかってるよ。」
エンジンをかけると荒い運転で駐車場を出る。京子が傍にいれば天の身は恐らく無事だ。だが、何かが引っ掛かる。
「光、眉間に皺が寄るなんてお前らしくないな。」
「ちょっと気になることがあるんだ。俺の方で調べるから、心は何もしなくていい。」
「俺はお前を信頼してる。だから自由にやれ。ただ、絶対に1人で乗り込むようなことはするな。今は京子と天がいる。昔みたいに、悲しむ奴なんていない……そんなことは言えないだろ。」
「わかってるよ、もう心を幻滅させるようなことはしないから。」
♪~
「心のスマホか?」
「この着信音は天だから俺の代わりに出てくれ。」
心からスマホを受け取ると、画面には手使天と書いてある。このタイミングで天から電話……?
「もしもし、今どこに」
「こんにちは、その声は亜魔野組の誰かな~?」
「お前こそ誰だ。これは天のスマホだろ?なぜ男がかけてくる。」
「そんな口聞いていいの?こっちはいつでも手使天を殺せるんだよ?」
「用件を言え。天が心の愛人だと知って電話をかけているんだろう?何が望みだ?」
「そ~んな、偉そうに喋らないでさ~、もっと気楽にいこうよ。」
ドンッ
スマホから発砲音が聞こえた。天を誘拐して脅して……金目当てのバカか?
「今のはあいさつ代わりだよ。次、また指図するようなこと言ったら、天の頭に穴が開くよ?」
「わかった……そっちが何を望んでいるのが知りたい。金か?女か?」
「亜魔野心。亜魔野心と一対一で話がしたい。その願いを叶えてくれるなら、手使天を返すよ。」
