天使と悪魔~私、ヤクザの愛人になりました~

「どうだ、連絡取れたか?」
「コール音は聞こえるけど出ない……。」


京子に頼んでいた3時間毎の連絡が来ない。与えられたことを破るようなやつじゃないし、ただスマホを触っていないだけか?



「天も電話に出ねえ。メッセージを送っても既読すらつかねえぞ。」


「若、光さん、何かあったんすか?」


「いや、大したことじゃない。それより何かあったか?」
「あ、その…昨日京子さんに言われて報告し忘れたことがあって……。」


京子からの伝言……?


「言われたというか、天さんとの会話が聞こえたんすけど、今日はボランティア活動があるから大学外に出るらしいんすよ。」

「他に何か言ってたか?」

「細かいことまでは分からないっす……ただ、伝えておいた方がいいかと思って。」


「心、天から場所は聞いてるか?」
「いや、昨日は抱きつぶしたからな……まともな話なんてしてねえ。」



「着替えて2人の大学に行くぞ。多分電話しても部外者には何も言わないだろうから、京子の家族として学事課にボランティアの場所を聞いてくる。心は車の中で待っていてくれ。」