天使と悪魔~私、ヤクザの愛人になりました~

「それは本当ですか?」
「ああ。今日から正式に京子をお前のボディーガードにする。常に京子と行動を共にして、絶対に1人になることは許さない。」

光さんと京子さんの再開から3日、京子さんが正式に私を守る人となりました。
光さんからの提案だったことで心さんも納得し、京子さんは複雑そうな顔をしながらも私のことを必ず守ると、言ってくれました。


京子さんが私のボディーガードになることで、光さんの送迎はなくなり、全て京子さんを通してやり取りを行うことになるそうです。




「天使、気にしないで、あんな奴らにあんたのことを渡したくなくて、私が願ったことだから。それに……私のせいで天使をこんな危ない世界に巻き込んだ……だから、責任をとりたいんだ。」

「責任だなんて、京子さんは何も悪くないです!断れなかった私が……」
「でも…いや、このままじゃ、卵と鶏のどっちが先に生まれた、みたいな話になっちゃうな……でもせめて、なにか天使にお詫びをしたいんだ……欲しいものならプレゼントするし、私のことを馬車馬にしていいから!」


「私のお願いはなんでもいいんですか?」
「ああ。必ず叶える。」


「それなら……これからは私のことを天(そら)って名前で呼んでほしいです。どんなに価値あるものをいただくより、名前で呼んでもらえる方が私は幸せになります。」


「本当にどこまでも天(そら)は天使だな……。さっき亜魔野さんも言ってたけどこれからはずっと天(そら)の近くにいられる。今まで知らなかったことも、思い出も作って、少しでも大学生活を楽しもう。」

「はい、改めてよろしくお願いしますね、京子さん。」