天使と悪魔~私、ヤクザの愛人になりました~

思い出せ……昔喧嘩に明け暮れていた時の呼吸だ。あの頃の自由を……確実に相手をぶちのめす方法を……。


「死ぬにはいい日だー!」




ドンッ



俺が殴りかかろうとしたとき、目に前にいたやつらがいきなり倒れた。



「天、大地を後ろへ運べ。」
「京子さん……!」


「兄貴もイクトもいる。もう安心だ。」


殴り合い、銃の打ち合いが始まりました。


その隙に大地くんを支えながら奥の部屋へと逃げ込みます。



「傷口が開いてしまっています……手当てするので動かないでくださいね。」
「姐さん……本当にすみません……」

「え……?」


「俺が四霊に行くことを拒まなければ、こんなことになりませんでした。組を巻き込んで戦争の先駆者になって……姐さんに怪我をさせてしまって申し訳ないです……。」



「あの時、戦うと……守ると決めるのは私です。お母さんは子供たちを守るんです。例えヤクザが疑似家族だとしても、それは変わりません。」