私は指月音々、もうすぐ中学一年生。私はもともと音楽家になりたかったんだ!でも、音楽家になるには、厳しくて私じゃとても無理だと思ったんだ。だからもう、音楽はやめて、普通の学校に行こうと思ってるの。
その日の夕方、家のポストに少し厚くて青く、ちょっとキラッと光っている封筒が届いていた。
「…。えっなにこれ?」胸がざわっとした。
普通の学校に行くつもりだったのに、こんな特別そうな封筒、絶対私に来るやつじゃない。
震える指で封を開ける。
ー指月音々様ー
あなたはまだ大事なことや自分の才能に気づいていません。どうか音楽の道を諦めないでください。入学試験は不要です。奏音学園にてお待ちしております。
奏音学園 代表
と綺麗なフォントで書かれていた。
「えっ…。何で私を?」
だって私…。
…もう音楽はやめるって決めたの!でも、手紙の文章がずっと心の中で響いている。
ーあなたはまだ大事なことや自分の才能に気づいていませんー
私は何回も手紙を読み返す。
その日の夕方、家のポストに少し厚くて青く、ちょっとキラッと光っている封筒が届いていた。
「…。えっなにこれ?」胸がざわっとした。
普通の学校に行くつもりだったのに、こんな特別そうな封筒、絶対私に来るやつじゃない。
震える指で封を開ける。
ー指月音々様ー
あなたはまだ大事なことや自分の才能に気づいていません。どうか音楽の道を諦めないでください。入学試験は不要です。奏音学園にてお待ちしております。
奏音学園 代表
と綺麗なフォントで書かれていた。
「えっ…。何で私を?」
だって私…。
…もう音楽はやめるって決めたの!でも、手紙の文章がずっと心の中で響いている。
ーあなたはまだ大事なことや自分の才能に気づいていませんー
私は何回も手紙を読み返す。
