「今まで通りにはいかないよ、きっと」 ユウは冷静だった。同じトランスジェンダーとして動揺しているはずだけど、そんな感じは見せていない。 でもこんなひどい事実が私の近くであるなんて思わなかった。本当にねえ、インターネットでアウティングがあり、その事実を『ハッカスイ』の所属事務所が認めるなんて。そんなことが今の世の中にあっていいわけがなかった。