「めっちゃおいしい」 手作りだからだろうか天然の肉汁がじゅわっと出ていて、とてもおいしい。 「そうだね。おいしい」 ほのぼのとした感じで夕ご飯の時間が進んでいく。もしかしたらこんな風な穏やかな時間は、私が生きていて一回か二回くらいしかないような、なんか生きていてよかったと思うような、そんな幸せな時間だ。 その時間も当たり前だけど終わる。