ひみつがくずれるとき


「ユウ、本を読んでいたの?」




「そうそう。この本は僕が子供の頃読んでいたけど、続きがいっぱい出ててびっくりした」




 楓が推している歌い手が主題歌を歌っているアニメ映画の原作小説をユウはもちながら、うれしそうに話す。




 そうそう私やユウが子供の頃に出ていた児童小説の中には、今も続きが出ている物がある。その本は大人が読んでもおもしろいので、続きが出るとついつい買っちゃうのだ。