短編恋愛物語その②〜身長差と腐れ縁〜

翌日。



(一睡もできなかった……!!)



理由は明白。昨日優にもらったミルクティーに、いつも飲むものよりも多くカフェインが含まれていたからだ。



迂闊だった。ただでさえ不眠な体質なのに、寝る前にミルクティーを飲んでしまうなんて。




カサついた肌とギンギンの目で教室のドアを開けた。



教室には誰も居ない。いつもならとっくにみんな登校している時間なのに。




「……なんで?」




黒板に書いてある『朝会』の文字に気付き、講堂まで走るハメになったのはこれから10分も後のことだった。



















「……散々だった………」




その日の放課後。私はいつにも増して重たい足取りで廊下を歩いていた。