「あ…ご、ごめん!!」
俺は握っていた手を離した。
いきなり何やってんだ!!俺は!!
「……ううん…」
うつむいたままの陸
そう。
確かにさっき俺は『陸』って呼んだ。
何度でも何度でも…今一番呼びたい名前
声を大にして叫びたい名前
正直、俺は限界だった。
二人きりで過ごすはずだった放課後
いつの間にか4人になってて。
確かに楽しかったけどさ、でもやっぱ違うんだ。
俺、自己中でわがままだかんな。
…………足りないって思った。
気がついたら動いてた。
俺は握っていた手を離した。
いきなり何やってんだ!!俺は!!
「……ううん…」
うつむいたままの陸
そう。
確かにさっき俺は『陸』って呼んだ。
何度でも何度でも…今一番呼びたい名前
声を大にして叫びたい名前
正直、俺は限界だった。
二人きりで過ごすはずだった放課後
いつの間にか4人になってて。
確かに楽しかったけどさ、でもやっぱ違うんだ。
俺、自己中でわがままだかんな。
…………足りないって思った。
気がついたら動いてた。



