【中】恋はタイミング

「あ〜帰るのだるい」


「俺と離れたくないのはわかるけど、帰るぞ〜花!!」


「は?海と離れたくないなんて、一回も思ったことないんですけどっ」


「えぇ〜ひどい!!もういいし。陸〜慰めてよ〜」


「へ?」


あたしの腕を掴む海




慌てるあたしの後ろから声がした。




「触んなよ」


そして海の腕を払ってくれた。




ドクン……




「じゃ、俺ら先帰るから。行くぞ?……陸」