君が好き

中に入ると花菜がいた。
俺は花菜に駆け寄り手を握った。花菜は死んでしまうのかと思ってどこにも行ってほしくなかった。
見ると花菜は驚いた顔をしていて「春坂君⁉︎なんで⁉︎学校は?」と聞いてきた。
時間の感覚が狂ったのか。「学校は?って。もうとっくに終わったよ。」
「えぇ⁉︎うそ!!」と花菜は時計を見ながらびっくりしていた。
驚いてる花菜可愛いんだけど。
「体調は?」それが一番心配。
「もうすっかり大丈夫だよ。」と花菜はにっこり笑っていた。
その笑顔を見るとこっちも自然と笑顔になる。
「そっかそれなら良かった。心配したんだからな。」何より花菜が元気そうで良かった。
言うと花菜はふふっと笑った。
なんで花菜はそんなに輝いているんだ?
からだをちいさくしてベッドに座っている花菜はまるで小さい子みたいだった。
俺はためしに花菜の頭を撫でてみた。