「××市の○○で交通事故の要請が入りました。」
周斗:わかった、すぐ行く
(ピーポーピーポー)
「30代2人○○で○○です。あと、10代の高校生が1人意識あり呼吸困難の疑い血圧低下…」
周斗:わかった、ご苦労
「先生、この子喘息が止まらないです。」
周斗:私が対応する。
おーい、聞こえてるか?落ち着いて深呼吸できる?
大丈夫、ゆっくり吸ってみて...
|七花 ハァハァ...帰り...たい スー ハァハァ
周斗:大丈夫、そろそろ、点滴するね楽になるから 痛くないよ
|七花 ハァハァ…イヤ…やめ…ってグスン…触らないで…グスン
周斗:うん、やだよねもう少し頑張ろう
(チクッ)
|七花 ゴホゴホ…イヤ…痛い
(少し麻酔も入れて眠らせた)
周斗:少し寝ようね、力抜いてね…おやすみ
看護師さん、ICUにつれてって あざの手当てなどしといて欲しい
看1:はい、あざ結構ひどいですね…
”この後3日起きなかった”
(周斗先生は彼女の手をずっと握っていた)
病室の外は4人の先生たちが話していた
外科:大丈夫かな
看1:七花ちゃんのこと?
外科:いや、その子もだけど…周斗先生3日も一睡もしてない
看1:周斗先生、2,3日ずっとあんな感じですもんねw、、
看2:そうなんですか!先生が寝てくれないと困りますね、、
外科:あと、思いつめてる気がするだよね、
看1:私にもわかるわ、昔あの子と何かありそう
”この日の目が覚めなかった。”
