ホストな君,芸能人なあの子

「じゃあ、公園行こう。
で、名城を見返そう。」

マイペースな絵梨に戻り、
私達は場所を移すことになった。

名城さんの名前を聞いて、
一瞬険しい顔を蒼空がしたような気がしたけど。  


移動中
「今日、仕事は?」

二人とは少し離れた所で、蒼空が私がに問いかけてきた。

「20時から。」

「俺が居ねぇと抜けらんないだろ?」

相変わらずな、自信過剰な発言。

それでも…

この人の優しさが嬉しい。