無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜



園に入ると、竹田主任はいつも通りの様子で子どもたちに声をかけていた。
穏やかな笑顔に明るい口調はいつもどおりに見えたけど、顔を合わせた瞬間、胸の奥がひゅっと緊張した。
しっかりしなくちゃ。

休み明けの朝は慌ただしく、子どもたちの世話や保護者対応に追われるうちに時間が過ぎていった。

午前の業務を終え、昼下がり。
この時間帯は、卒園発表会を予定している地区センターの下見と予約のため、外出していた。

園に戻るなり、小林さんに呼び止められた。
表情は明らかに険しい。

「お昼明けにマナちゃんの保護者が迎えに来たんだけど……」

その一言で、血の気が引いた。