無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

湊さんは駆けつけた警察官と警察署に行く間もパトカーの後部座席に同乗してくれて、泣きじゃくる私を優しく抱き寄せてくれていた。
掛ける言葉は少なかったけれど、どれも思いやりにあふれていた。
何よりも、私の手を強く握ってくれていた彼の手の温かさが頼もしかった。

あのぬくもりが恋しい。
湊さんに会いたかった。

警察署に着いてから、私はすぐに取調室に連れられ、生活安全課の方に調書を取られたため、数時間は会えていなかった。
優しい彼のことだ。もしかしたらずっと私を待ってくれている可能性もあったけど、私としては、もう深夜にも入っているため、帰宅して休んでいてほしかった。

それにしても、小林さんが真犯人であると彼はどうやって気付いたのだろう。
やはりあの付箋がきっかけだったのだろうか。

そういう謎も気になっていたけれども、何よりも、小林さんに言われた言葉が塊となって胸に重苦しく残っていた。