無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

竹田主任がまったく無関係なら、あの画像の男は誰か。
それは、竹田主任に扮した代行業者だったのだ。
こちらが監視カメラを付けることも想定済みで、変装までして犯行に及ばせたのだ。
竹田主任が私に好意を抱いていると教えたのも、彼へ疑いのまなざしを向けさせるためだろう。

私に嫌がらせをするのと同時に、彼に冤罪を着せる。
憎い私を怯えさせるとともに、自分をないがしろにする彼にも制裁を加える。

そんな狂気に満ちた計画のもと実行された犯罪というのが、今回の事件の真相なのだろう。

改めて湊さんに感謝の思いを感じる。
代行業者の存在に気づいたのは間違いなく彼だろう。
忙しい合間を縫っての地道な調査や推理のたまものであることは間違いない。

それに、先ほども彼が駆けつけてくれなければ、取り返しのつかないことになっていたかもしれない。
あの時の私は明らかに気が動転していたし、小林さんも感情的になっていた。
血が流れるような最悪な展開になっていても、おかしくはなかった。