無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

昨晩の彼の言動が脳裏によみがえって、不安が黒い塊になって胸に落ちた。

私は一度も湊さんに「あなたが好き」と伝えたことがなかった。

焦らすつもりなんてまったく無かったけれども、そんな私の態度に彼が密かに苦しんでいたとしたら……?
昨晩のキスは、そんな彼の気持ちの表れだとしたら……?

「さぁ決めなさいよ。今すぐ辞表を出すか、画像の拡散を選ぶのか」
「……辞表をだしたら、画像を消してくれますか?」
「それは無理ね。私のことを口外しないという保証はないでしょ?」
「消してください……! その画像のせいで、湊さんにこれ以上迷惑が掛かったら……」
「うるさいわね。そんなこと知らないわ」
「お願いです……!」

私は半ばパニックにおちいりながら、小林さんのスマホを取り上げようとした。
彼女も私を突き放そうとする。
小競り合いが続く中、徐々に彼女の怒りのボルテージが上がっていった。