無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

「だからよ。だからあんたが嫌いなのよ。よくもまぁ、そんなこと言えるわね……」
「……どういう意味ですか……」
「その顔もほんっとむかつくのよ……! でかい目でうるうる見つめて、『何もわかんない』『どうすればいいの?』ってかわい子ぶって。あんたのその態度が、反吐が出るくらい嫌いだった」

あまりの暴言に私は言葉を失う。

私がかいわい子ぶっている?
彼女を不快にさせるような態度を、私がとっていたというの?

「自分で気づいてないんでしょ? それが一番たちが悪いのよ。あんた、少しでも自分の意見や気持ちを相手に伝えたことある? 相手から好意を寄せられても、はぐらかしてばかりで自分の気持ちを言わない。だから竹田さんは、いつまでもあんたなんかに片思いしてるのよ」
「でもあの方からの気持ちは本当に気付かなくて……」
「うぶなんで恋愛は苦手なんです。って? はっ、わらえる。どうせ今の彼氏とだって、そんな態度で付き合ってるんでしょ?」
「え?」
「流されるばかりで自分の気持ちを伝えないで、相手を焦れさせていい気分でいるんでしょ? あんたの方がずっと性悪女じゃない」
「そんなこと……」

ないと言い切れるだろうか。