無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜



誹謗中傷が書かれた付箋は、一枚ずつ画像にしてスマホにおさめてあった。
該当の画像ともらった付箋を見比べてみると、瓜二つで、同じものである可能性が高いことが認められた。
あとはこの付箋をあの人が今も持っているか確かめられれば――。

彼女は今日は休みだった。
今日の仕事を終えてロッカールームに入ると、私は彼女のロッカーの中をあらためはじめた。

ロッカーには仕事中に身に着けるエプロンが入っている。
彼女は人当たりがいいから、もらったものはちゃんと使用するはずだから、エプロンのポケットに例の付箋が入ったままになっている可能性はあった。

うちの職員のほとんどはロッカーにカギをかけないとはいえ、こんな行為は許されない。誰かに見られでもしたら大変だ。
でもほとんど確信していた。
動機も見当がついたし、画像の付箋と実物とがほぼ一致しているという事実もあった。
あとは彼女がその付箋を持っていることが確認できれば――。

ポケットの奥底に手を伸ばす。
メモ帳のようなものが入っていて、そっと取り出す。
予想した通り、例の物と同じ付箋だった。

やっぱり、ストーカー犯人は――。

カシャ。

不意に、ロッカー室にシャッター音が響いた。
はっとして振り向くと、入り口に人が立っていた。