無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

しかし、結果は該当なし

なら竹田主任に似た人物も映っていないか再度依頼したが、それも徒労に終わった。

マンションの住人やその訪問客、配達人などはひっきりなしに映っているということだった。
犯人はその中の一人と言うことになるのか……。

いずれにせよ、竹田主任が犯人である可能性が薄まってきた。

千沙さんがほっとする顔が浮かんだ。

彼女は彼が犯人であってほしくないと願っていた。
それだけ、彼女にとって竹田主任は特別な存在なのだろう……。

ふいに、胸に嫌な痛みを感じた。

だが、気づかないふりをする。
くだらない嫉妬などしている場合じゃない。
こうしている間にも、千沙さんの心身の疲労はたまっていく。

彼女を早く苦しみから解放してあげたかった。

思えば、再会してから一度も彼女の心の底からの笑顔を見たことがなかった。