名無し

鳥籠に入れられた少女は、逃げ方を忘れる。



扉が閉まったとき、それは終わりじゃなくて、始まりだった。



「大丈夫」も



「助ける」も



全部、嘘になる。



だから彼女は、何も信じない。



信じたら、壊れるから。