名無し





キラキラと輝く街の灯火。


私の鼻腔をくすぐる香水の匂い。


人々は自分の店へと歩きゆく人を誘う。


あるキャッチマンは女の子たちに近寄る


ある中年男性は花壇の近く立っている女の子へ話しかけている。


ある女の子は自分の武器をさらけ出して男を誘惑している。


そう、ここはそう人々が集まるネオン街。


その名も燈籠街(とうろうがい)


そこは、裏社会では有名な相良組(さがらぐみ)の縄張りだ。


私、黒田 澪(くろだ みお)はそこでひっそり暮らしている。