「俺は未知が好きだよ」



「私も哲司が好き…ずっとずっと好きだったよ」



やっと言えた私の素直な気持ち…



「キスしていい?」



そう改めて言われて…



「もう3回目だよ…」



可愛くなくそう返す私は本当に素直じゃないと思う…



「でもちゃんと両思いのキスは初めてだし…」



そう言って照れる哲司…



「1回目も、2回目も、3回目も、全部両思いだよ…」



私は照れながらそう答えた…



「言われなきゃ分かんねーし…」



「それはこっちの台詞だし…」



私達は見つめ合って笑い合った



そしてゆっくりキスをした…



哲司が好き…



私達はお互いの気持ちを確かめ合った…