「それって…つまり俺の事が好きだって事??」



哲司の言葉に私は自分が勢いで告白のような言葉を連発していた事に気付く…



「そうとも言わなくもない…」



私は自分が勢い付いて告白してしまった事が恥ずかしくなった…



「じゃあ俺達両思いじゃない??」



えっ!!



私は思わず布団から飛び出していた



「やっと出てきた…」



酷い顔…



そう言われて私は恥ずかしくなって咄嗟に自分の顔を隠した…



「不細工な顔…」
  
  

そう言うと哲司は私の隠している手を退けて私の泣き腫らした目を触った…



「少しは俺の事意識した?」 



哲司が自信満々に聞いてくる…



「何それ?私はずっと哲司しか見てないよ…?」



照れながら言った言葉に恥ずかしさが込み上げてくる



哲司が私を抱き締めた



「やっぱり未知は誰にも渡せない…」



あーやっと未知が手に入った…