「えっ⁈梨花ー⁉︎」



私の必死の呼び止めも虚しく梨花は本当に行ってしまった…



残された私はポツンとそこに立ち尽くす…



「帰り道の間だけでいいんだ…僕の話を聞いてくれないかな?」



岩田先輩は照れたようにまた私を誘った…



「分かりました…」



私は気まずくなりながらも、岩田先輩と帰り道を一緒に歩く事になった…



岩田先輩が私に話って何だろう?



私の心はざわつくばかりだった…