「ただいま。」
パタパタ...。
ドアを開けた途端、玄関に誰かが近づいて来た。
「ち-ちゃん、待ってたのよ。」
いきなり、引き寄せられ...弱々しい声だった。
「おばあちゃん。」
「今から病院に行くよ。」
「なんで?パパ待ってからぢゃあダメなの?」
おばあちゃん...手が振るえてる?
「パパねぇ、病院に居るんだよ...だから、一緒に行こうね。」
引きつった顔で笑ってる...変だよ。
どうしたの...?
「わかった。」
笑顔で言った。
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…