姫は今忍者①

「そ、そうなんですねぇ。」
あっぶなー、てか私って幻なの⁉︎
「花魁はこの学校に入るの禁止されてるからさ。」
「なんで?」とっさに聞いてしまった。
「まぁ、色々あってね。ひとまず!ぼくの名前は糸氏(いとうじ)つむぎ。よろしく」
「あ、はい、なんと呼べば?」
「つむぎでいいよ。あ、あと敬語じゃなくていいから。もうすぐつくよ」
前を見ると私の身長の何十倍もある門が構えていた。
「おっきいぃ。」思わず鳥肌が立つほど威圧感もあった。
つむぎが門を叩く。
扉の向こう側から「名を名乗れ。」と聞こえた。
「糸氏だ。」さっきとは別人のような低く威厳がある言い方だった。
「はっ」とまた扉の向こう側から声がした。
ゆっくりと扉が開きそこに現れたのは