王子様?笑わせないで


「ごめん。その学校の話なんだけど、私ね
学校でやった特待生を決める試験で一位だったの。一位だった生徒には花ケ崎学園っていう所に転校する事が決まってて。」
「あら!その花ケ崎学園て、全寮制で
都内じゃ有名よ。てことは雫も花ケ崎学園の寮に転校したら、住むの?」
「多分そうだと思う」私が頷くと、これまで不安そうにしていたお母さんの顔がふっと緩んだ。「なんだか。想像もしてなかったけど雫、勉強頑張ってるみたいだったものね。寮だったら安心だし良かったわ」
「お母さん。私今日急にそんな事言われて正直びっくりしてる。けど、新しい学校での生活も頑張る。だからお母さんも海外での生活頑張ってね」
勇気を出して、いうとお母さんは
「当たり前じゃない!。お母さんは
離れててもずっと雫の事考えてるし、何かあっても雫ならやり遂げれる、応援してるわよ」
どんな困難にも立ち向かう、そんな強さを
持ったのが私のお母さんだ。